で、いきなりなんだけども。
結構色んな人のゲーム動画を見てきて、というかそのゲームからストーリーを見てきて、明確にこれは邪悪だって言える行為が浮かんできた。
どのゲームか…うーん、メトロヴァニアって呼ばれる系統のヴァニア部分、
つまりダークファンタジー系統、その中でも海外製のテーマがおもにコレを取り上げ、邪悪視してる。
たとえばMOMODRAシリーズ全てだったり(他にもMINORIAというシリーズもある)
一番思いテーマならBlasphemousとか。
ちなみに今プレイしているゼノンザードの裏のテーマもこうなっている。
ここで明確に邪悪認定していることは何か。
異端審問、
つまり魔女裁判である。
つまり異端ならそれだけで自由に処刑できるという最悪なルールである。
ちなみに上で上げた作品だと、特にBlasphemousがその邪悪さが強く、
劇中で異端審問において有罪判決を受け苦痛の上に死んだ者が軒並み遺骨と言う名のアイテムになり、さらに一部はボスになり甦らせられるという。
この世界、クヴストディアの主神の教義がおそらく
苦痛こそ祝福
死こそ救済
失うことこそ神聖な行為
という、他のRPGからしてみたら間違いなく邪教認定されるような神様である。
(さらにこのゲームの着想は日本に来たときに得られたとのインタビューがある…)
ちなみに抜粋に書いた「女性が顔で焼き土下座」ってのは、Blasphemousのボスの一人にいるわけで。
この方も異端審問にかけられてこうなった。
罪状は「その顔が美しいことによって偶像崇拝の対象になる、よって有罪」。
その際にこの方は「ならこの美貌がなくなればいいのですね」と
煮えたぎる油を頭からかぶり頭部の75%が深度Ⅲの火傷を負うことで
その罪状は免れることが出来た、が問題は
その行為を主神が神聖な行為としてみなしたことなのだ。
つまり「痛みを以って自らの美を失うことを神聖」とした。
そしてこの方が神となった際の入信条件が
- 女性であること
- 顔を焼いてその火傷を癒さないこと
というとんでもない入信条件、この世界ではそこまで痛みは神聖なのだ。
異端審問は基本的にここまで邪悪なのだ。しかも魔女と名づけられれば
自由に命を奪うことが出来る。
…で、だ。ここでは「魔女」を自由に拷問、処刑できるのだが、このカギカッコの中の言葉が自在に変更できるならどうだ?
さらにその拷問、処刑を肉体以外のあらゆる物に適応できるとなればどうだ?
ある意味それが日本なのかもしれない。好きな食べ物、生まれた年、テストの成績、自分が嫌いな何か、それが上の言葉の「魔女」に置き換わるものだとすれば…?
解るだろう、これが「邪悪」だ。
…どーしても暗い話になっちゃうよな。