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恥とは己の中にある”法”である

投稿日:2019-11-06 更新日:

前回TV以外に暴力、暴言を映し出すものがあると書いた。

それは…まあ解るだろう。

ネット掲示板、その中でも現2chの精神構造である。

というのも、それ以前になんでネットが悪いか。マクロやミクロ問わず

”やってはいけないこと”

がないのである。

それこそ2ch自身には法はなく不文律しか存在しない。
法が届かない理由は
『地球全土に繋がっているネットワークを一国の法で縛ろうなんて絵に描いた餅』
という言葉がある。
(おそらくひろゆき氏の言葉だったはず)
そして不文律が残るのだが、ソレすら守れない無法者たちが暴れ周り
流刑地のように掲示板を切り離されて出来た場所、
それがvip板であり、現在考えられている2chなのだ。

そして守るものが一切ない人間はこうなると言わんがばかりの人間が
そこに名を連ねるのである。

私個人の考え、というか小学校の道徳で習った最も大きなことがある。

『悪とは、やってはいけないことをする事』

である。

そしてその反対が正義だと個人的には考えている。

国家が定める「やってはいけないこと」は法律に記載され
ゲームや試合で「やってはいけないこと」はルールに記載される。
そしてさらに自分の心が決めた「やってはいけないこと」と言うもの、

それがすなわち『恥』である。

ネットで恥の概念がなくなる理由、それは
人に合う必要がないからこそ、人間社会において

「やってはいけないこと」がない

ということなのであろう。

だから下ネタはもちろん、人前で18禁の紙バッグを惜しげもなくさらし
下半身準拠で全てを決めて
秘匿の美であるエロネタが中央言語となっているのである。
そういう人間にとってはGood-Better-Bestの概念さえ違うだろう。
上の言葉の意味がエロイ‐勃起‐射精と続くはずだ。
さらにその先に妊娠-出産-結婚とまで「良い」の度合いが拡張されているはずだろう。
そしてbitchという言葉の意味さえも「アバズレ女」ではなく
「自分以外のものに対して一度以上恋愛感情を抱いた女」と言う意味になるだろう。
…そう思っているからこそサノバビッチなのであるが。

下ネタが存在しない退屈な世界、という作品があるが
下ネタはネタの種類だ。
存在しないのは「それを言う事が『恥ずかしい』と思うこと」なのだ。

だからこそ、この世の全てがチン○になる。

女性なら問題ない?ネットに染まった女性だと「心の○ンポが勃起する」と
おそらくなんの躊躇もなく言うだろう。

ネットだと下ネタもなんの躊躇もない。それが嫌なんだが
それがおそらく2chから流れ出した最悪の輸出品だろう。

そしてもう一つの要素が「当たり前のことがない」ことであろう。

質問をされたら正しい事ではなくおかしい事を答える。

なんにせよ正しい事があれば、自分が否定されてきた民だとすればしょうがない。
親とテレビに正しいを否定され、おかしい(面白いと同時に間違っているも意味する)ことが第一だ。
※「¬あなたは正しい」と「あなたは¬正しい」は180度逆の思考である

それにもう一つ、「数値を入力してください」と言うものも、まず正しい数値が入力されない。
完全に「正しい」「数値を」「数字で入力」と言うことの1番目と2番目が全否定されているのだ。

正しい数値とはおかしくないもの(=正しいと共に面白くない)ことを意味するからこそ

何億だの何兆だの∞だのひたすらでかい数が加わる。

結局これらの数字を並べている場合、正常値や平均値にすら耐えられないのだ。
小学生の価値観だと、とにかくひたすらでかい数を並べたがる。
数が大きければ勝ちだからだ。
(これで恥もなければ、赤ちゃん相手に暴力を振るう事も躊躇ないだろう。
年齢が自分のほうが上だから倒せると考えているなら…)

そして「数値を」と言う部分も否定されており
その場合数字の語呂合わせだけをひたすら打ち込むこともある。
エラーさえ出なければいい、ということなのだろう。

今までの事を並べよう。

  • 魅力なき教師と三大義務による絶対服従で赤マナとと白マナが潰れ
  • 血による絶対服従で白、青、緑が潰れ(後半はハンデス+ランデス)
  • 神の名の下に正常値という青マナが潰れ(自身が法の外故白も潰れる)
  • やってはいけないことと人に会う必要がないため赤と白マナが育たない

そんな環境で育つクリーチャーは…?

次回予告
{
「我の名の下に、金か命による生殺与奪を以って」と言えばエロゲだし
「待て最後おかしい。」
}

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悪の不文律。

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で、思考が戦争状態だとこれで加害者だけじゃなく
被害者も誤った道を学ぶことになる。