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悪の不文律。

投稿日:2021-08-15 更新日:

なんかネットでちょっと前に「抵抗するぞ、拳で」ってあったじゃない。

あれってものすごくダサイのよ。なんでかって言う前に経緯を。

  1. 大の大人が小学校高学年の男子に一方的にけんかを売る
  2. けんかを売られた側が「応戦の意思を見せる」
  3. その応戦の意志に対して「お、やんのか?抵抗するぞ、拳で」

となったわけで。これがなんで弱いのか。

抵抗するという文言は

防御側にしか許されないからです。

しかもそれを言ったのがけんかを売った側が言ったからこそ尚更ダサイ。
TCGでもコンバットトリック、つまり戦闘発生時にしか発動しない効果はあるが
その中にも攻撃宣言時、戦闘中どちらも可、戦闘中の攻撃側のみ、戦闘中の防御側のみと種別で分かれている。
けんかを売るのは「攻撃宣言時」。さらに抵抗するのは「戦闘中の防御側のみ」。
効果発動タイミングがかみ合ってないんです。

だからこれを言う奴にはこう返せるんです。

「明らかに目下の者に自分から喧嘩を吹っかけて、その相手が応戦の意思を見せたら『抵抗する』でございますか!いやはや”園児相手に喧嘩無双”はその名の通りでございますねぇ。年齢2桁相手は格上が過ぎましたか?」

とまあ、ダサイ以外の何者でもないことを言われてもぐうの音も出ないわけだ。
だが実はここでひとつ問題がある。

今の小悪党の基準だと、”園児相手に喧嘩無双”は結構強い序列になる。

なぜなら基本的に

赤ちゃんとしか喧嘩できないのが

今の小悪党だからだ。

それこそ2chの小悪党なら「お腹に赤ちゃんがいます」とバッジをつけた母親を相手にけんかを売りに行き
ベビーカーに乗った赤ちゃん見たらけんかを売りに行く(無論夫がいれば即逃げる)。
挙句にミサンドリストは「赤ちゃんが男ならその時点で殺しに行け」と生命そのものの否定を行う。

これが今の小悪党だ。マンガや小説の中でも赤ちゃんの時点で狙いに行く悪党は知らない。
というかそんな悪党は

面汚しとしてリンチされて

破門されているのが関の山である。

こういう悪党が…ニュースが根幹言語になって頭が法の外にいる悪党に足りないもの、それは

ケジメである。

つまり悪党においてもやってはいけないことがある、それを解っていないのだ。
そのケジメは主に『恥:やることでマイナスになる事』に属する。

つまり弱い相手にけんか吹っかけて勝利しても「見るからに弱い相手にしか喧嘩をしない」となれば
頭の面目丸つぶれになるのだ。小悪党にはこの思考もない。

ある意味ネットにはびこる「やってはいけない事がない」という根幹ルールが抜けていないのである。

(そのルールで動いているのが2chだからこそ私は2chを忌避している)

そしてもう一つ、このブログのタイトルになっている悪の不文律がある。それは

悪は逆の言葉を使う

という事である。

良くある台詞なら相手から罵倒されたとき「そいつは褒め言葉だぜ」というのがある。
これは「自分が悪党だからこそ、普通の人間にはけなす言葉だが自分には褒め言葉だ」という事になる。
その不文律を知らないから「罵倒は褒め言葉なんだ」と認識するのである。

だから何かにとって悪い言葉を使わないのが基本なのだ。だから動画にはさまれる幕間の寸劇を

茶番劇と言うのは個人的に好きではない。

茶番の意味は具体的にはコチラを参照あれ

そして実はこういう思考になるのも、一部の支配的な親が行っている三段論法にあると思っている。

  1. ○○は正しい
  2. ○○はあなたではない
  3. あなたは正しくない

と、何か正しいものが一つ見えるたびに、その正しいもので子供の存在を否定する。
やられた側からしてみたら

この世の全ての正しいものは


一つ残らず私を糾弾するもの

と思っても仕方ない。そして正しい事の逆→間違い、そして悪になるのもあるだろう。

だから正義に反する事意外で子供の存在を否定してはいけないのだ。
それをすれば、人を否定されたものは、皆等しく邪になる。

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