「…はい?」
いや、赤マナしかない人を自分が勝手にそう呼んでるだけ。
「にしたって原理主義って。」
仕方ないだろ。赤マナって
芸術、情熱、熱意、速さ
感情、暴走、不確定
この辺りのものを網羅してるんだわ。
でも原始的になるとこれが
「好き」と「おかしい」だけになるんだわ。後は攻撃。
それこそ「好き」だけで生きて語彙力がなくなってるような人とかいるけど
まさにこの赤が知性の逆で。
「冷静と情熱の間、ってか。」
これは女性の場合よ。男になるとさらに性質悪くなる。
「ギャグだけ大好きなら『面白い』でいいだろう。」
そこよ。面白いもおかしいの範疇に入るんだけど
こいつらの場合「正しくない」もおかしいの範疇に入るのよ。
つまりクイズで正解するより不正解でも面白いこと言った奴が勝ち、見たいな奴。
さらにこいつらは正しい(正常値)の反対=異常値にしか目が行かない。
ナンバーワンばかり見てるならいいんだがベストに目が行かないのでワーストにばかり目が行く類。
テレビのお笑いも何で笑いになるかって
『正しい事の反対をするから笑いになる』
んだわ。それこそ”赤信号 みんなで渡れば 怖くない”ってのがまさにそれ。
赤信号は渡っちゃいけない。
後は禁止されたことをするのも上の理由で笑いになる。(押すなよ、押すなよがいい例)
これを社会でやると迷惑かかるだけじゃなく、死ぬので。
押すなよ、押すなよ、向こう地雷原だから押すなよって言ってる相手を
“Danger! Mines! “って書いてあるところに押し込んだら人間木っ端微塵。
それをリアクション芸だと笑えるならそいつは恐らく人間じゃない。
「死なずとも足位はなくなるわな。…地雷って言葉通りの奴だよな。」
うん。中東の戦争でよくある光景。特定ジャンルでも自分が苦手なものが地雷って言ったりするけど
赤マナしかないと避ける言すら出来ないのよ。
それこそ車で言うと
赤=アクセル
緑=燃料
白=ブレーキ
青=ハンドル
黒=車体に突き刺さったアンテナ
赤の反対って白と青でしょ?アクセルだけでブレーキもハンドルもないと
地雷原見えてもまっしぐら。
アクセル以外をアンテナからの操作に任せたら、アンテナの効果範囲外に出た瞬間に
アクセルしかなくなって地雷原に突っ込む、と。
「…腐女子の思考だと攻めるほうが『攻め』で攻められるほうが『受け』、か。
そりゃ赤マナしかなきゃ攻めの反対に『守り』が出てくるはずねえわ。」
とはいえこの赤マナを壊すとアクセルがなくなるわけで…
それはスクラップと同義なんだわ。
「しかしフォローしておくと、速度と情熱は欲しい性質なわけだな。」