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カードゲーム的「戦闘の理解」

投稿日:2022-11-06 更新日:

カードゲームにおける戦闘タイミングは随分複雑になっている。

だがそのタイミングを理解すれば、「それが本当にいけないことなのか」が解るはずなのだ。

以前私はこういうブログを書いている

この中で

「防御は、戦闘に含まれる。」

と言った。だがもう少し正確な言葉があった。
その言葉をここで語る言葉を用いて後ほど言い直させていただく。

①攻撃開始時

ユニットとかクリーチャーとかで攻撃宣言をするフェイズだが
攻撃をしないことも出来たりする。

②個別ごとの攻撃宣言時

攻撃目標を定めるのは主にここだが、このタイミングで効果を発動し
相手のユニットやクリーチャーを壊滅させて攻撃、なんてことも出来たりする。
なおこの行動をするのは必ず「攻撃側」である。

③交戦発生時

攻撃する者が存在し、その攻撃を防ぐ者が共に存在するとき
はじめて「戦闘」が発生する。おそらくこの戦闘を「交戦」と言ったほうが
のちのちわかりやすくなる。
この行動には「攻撃側」/「双方」/「守備側」と3パターン存在する。

④対象討伐時

戦闘したものが倒れることで戦いは終わるのだがこれには
「勝利時」/「相打ち時」/「敗北時」がそれぞれ存在している。
基本これで戦闘は終わるのだが…

カードゲームは一人が負けた時点では終わらないためココからさらに

  • ⑤ダイレクトアタック成功時
  • ⑥試合終了時

に効果を発動するものも存在する。

ちなみに法律上なら、必ずこれらで処罰されるのは

攻撃側だけである。

攻撃側相当する罪状
攻撃宣言時暴行罪(ダメージが発生していないなら)
交戦発生時傷害罪(ダメージが無効にされていても)
対象討伐時傷害致死罪(相手は少なくとも意識不明)
ダイレクトアタック時外患誘致罪(攻撃対象が国になる)
試合終了時法が完全に機能停止したため罪には問われない

そして守備側、敗北側は法には問われない。だがそれを覆すルールが義務教育下に存在している。

「みんななかよく」

である。

ずばりこの「みんななかよく」が咎める対象は「交戦の発生『のみ』」である。
そこに攻撃側も防御側も存在しない。これがあると

  • 攻撃側:「みんななかよく」からダメージ
  • 被攻撃側:「攻撃側」と「みんななかよく」からダメージ

つまり殴った側が-1、殴られた側が-2と完全に殴り得なのである。

しかもこのルールだと「攻撃宣言に関してお咎めがない」。これも問題である。

さらに言うと「相手を倒したら賞賛までされてしまう」ことも問題である。
(義務教育の学問を『解らないものを倒すと賞賛される』と理解したらそうなるでしょう)

つまり暴力についてもマイナスが

殴りかかって±0→喧嘩になって-1→相手を殴り倒したら+100

になるのが最大の問題なのである。

(ちなみに法の下なら殴りかかって-1→喧嘩になって-10→相手を殴り倒して-100と単調減少する)

そして初めに言ったことをここで言いなおすと

「防御は交戦に含まれるが

『みんななかよく』は

『交戦を咎める』」

となるのだ。ゆえに専守防衛が悪となる。そんなわけないだろ。

カードゲーム的に言うと、これらの行動が上の番号に合致する。

①バトルフェイズ開始時にうんぬんかんぬん

②このタイミングで飛んでくる罠と言えば「聖なるバリアーミラーフォース」である

③と④はそれぞれを掛け合わせられる

ホープレイの「相手プレイヤーは効果使用禁止」は「交戦発生時(双方)」

防御時/ブロック時は必ず③の守備側

格闘における「後の先」は「交戦発生時(守備側)&対象討伐時(勝利)」

など、戦闘に関しても割りといろいろわかるのである。

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