トレーディングカードゲーム、以下TCGとするけど、これらのゲームには除去と呼ばれるクリーチャー破壊方法があるわけだ。
※クリーチャー:プレイヤーが召喚する仲間のこと。モンスターと呼ぶことも多い
こういう除去で全ての基本になるのが「単体の確定破壊」なんだ。
つまり、ドラクエで言う所のザキ。即死魔法。
実はコレがコストTCGのコスト計算の基本になったり…まあそこまではプロじゃないから厳密には語れないけれど。
で、これらの除去方法、マジック・ザ・ギャザリング(以下MTG)の属性になぞらえて5属性存在してるんだ。それらを書き残していく。
MTG換算:黒
破壊 | 効果によって墓地に送る |
破棄 | ルール/システムによって墓地に送る |
能力減少 | 特定の数値を下げる。0以下になると大体が破棄 |
素材化不可 | 召喚や効果用のコストとして墓地に送れない |
MTG換算:赤
効果ダメージ | 『能力減少』と同等だが詳細を下記 |
防御不可 | そのクリーチャーはブロックできない |
となる。これで能力減少と効果ダメージがどう違う?と言うのを書き表してみると
能力減少 | 効果ダメージ | |
減少数値 | 1倍(これを基準) | 約2倍 |
対象 | クリーチャーに属する者 | さらにプレイヤーも含む |
耐性 | 皆無 | 存在、さらにシステムで無効にも |
おおよそこんな感じか。ポケモンで言う所の「ダメージカウンターを乗せる」と「ダメージ」の違いだな。
MTG換算:緑
(戦闘破壊) | 攻撃によるクリーチャーの破壊。 |
貫通 | 戦闘破壊したらプレイヤーにもダメージ |
攻撃不可 | クリーチャーはアタックできない |
マナゾーン送り | エネルギーに関する場所に送る。非破壊。 |
MTG換算:白
追放 | 墓地とは別の領域に送る。非破壊の上再生がほぼ不可 |
タップ | 寝かせるとも言う。次ターン開始時までブロック不能 |
アンタップ不可 | 上のタップ状態をターンをまたいで持続させる |
シールド送り | ライフに関連する場所に送る。非破壊。 |
上のマナ送りとかシールド送りとかはゲームによって存在できないものがあるから注意。
MTG換算:青
手札に戻す | 非破壊除去最大手。 |
デッキに戻す | 非破壊除去の極北。耐性は皆無。 |
効果無効 | 全ての効果を無くす。コレだけで場に残れないものも |
移動/後退不可 | フィールド内外問わず移動が出来ない |
召喚無効 | 場に出た事に失敗させる。基本そのまま墓地に送る |
効果無効は完全にデジタルTCGで増えてバディファイトであるぐらいなんだよな。絶対的な耐性を持っていてもその耐性が消えただけで存在できなくなる。その後に効果を付与できるかはゲームによる。
召喚無効は完全に遊戯王なんだけど、分類するならここだろうなーと思って。