アナタハカミヲシンジマスカ？
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「いきなりどうした。」
いや、日本人の言う神様の概念よ。
というか一番駄目なのがこの思想というか
「神様だから絶対服従しろ」
って思考が明確にヤバイ。だから
お客様は神様です→私は客だ、すなわち神だ、崇めろって
チェーンソーでぶった切ったらぁぁぁ！！！
ってなってもおかしくない。
「でも日本にそんなに神様いるか？」
まず挙げられるのがテレビだな。
「…は？」
1：テレビは神じゃない
「何でだ？確かに日本全土には普及してるけど。」
神になった事とと神ではないことを両方言おうか。
まず、家電三種の神器にはぞの全てにテレビが含まれるのよ。
詳しくはWikipediaのこの頁を参照あれ。
抜粋するとこうだ。
家電三種の神器：白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫
新家電三種の神器(3C)：カラーテレビ、クーラー、車
デジタル家電三種の神器：薄型テレビ、DVDレコーダー、デジタルカメラ
な、ここの全部にテレビが入ってるだろ？
「まあそうだけど、それは神になったことと関係があるのか？」
結局、画像を受信する装置だろテレビは。
で、そのテレビと言う名の神を奉る建造物が設立されてるのよ。
東京電波塔という、高さ日本一の建造物が。
(東京タワーも東京スカイツリーも当時日本一高い塔である)
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そしてこれは本当に戦争の影響なんだろうけど
街頭テレビ時代から視聴率95%をはじき出していた。
つまり国民の95%はテレビを見ていたわけだ。
さらにそこに「戦後復興」という思考まで加わると
「テレビ=神」となりうるわけで。
「…コレが神になった理由となると、逆に神ではない理由はなんだ？」
結局見世物小屋の思考が生まれたときから抜けていないのよ。
だから本来法の外の存在なのよ。
芸人と言うのも本来そうだ。特定の組織に所属する事はあるけど
基本的には法治国家の外でも生きられてナンボの商売だし。
「テレビが『芸』そのものを否定している節はあるけどな。」
まあそれはそれで。そしてもう1つが「報道」。
あれも「世界中の災いをお知らせします」という印象がぬぐえない。
しかもその災いは最低でも数万分の一の超絶レアケースだけ。
そこだけ取り上げて、酷い時にはそれをリアクション芸とみなす。
ちなみに数万分の一というと、偏差値で言うと100以上0未満だ。
(分散±5σ以上のケースなのだが、この言い方が説明するには早い)
サイコロを6個振って35以上の目が出たものじゃなければ取り上げないって
やっぱり異常だよ、それが「神にふさわしいもの」だとしても。
というか
2：神様は人間である(日本以外の大部分)
テレビが神じゃないって言ったのは
地球の神様って死ぬ前は人間だったって多いんだよ。
「英雄が神になったって奴か。」
そう。英雄がと言う以前に三大宗教の開祖は全員人間だぞ？
だから全員「現在存命ではない」。
ゴータマ・シッタールダもジーザス・クライストも
ムハンマドも2019年の時代には存命ではない。
まあ、詳細はここを見て欲しい。
で、人間が神様になったってのも結構多くて。
「偉人が神格化したってことか？」
うん。それこそ三国志の英雄とかは生まれた村で神になってるし
世界には割とある話。
「日本は？」
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一応一人有名な人がいる。
学問の神様の菅原道真。
毎年毎年学生が通うお寺でしょう。
というか日本で一番人間として有名な神ってここぐらいでしょう。
3：神=人間のように対話せよ(三大宗教の開祖も人間だった)
で、結局神が元人間だと何がいいかと言うと
意思疎通ができるんですよ。
それこそ神の経典の中には「臣下を思って作った法」がある。
それも相手を思いやって作ったものだ。
臣下の恩に対しての手紙も経典の中にあることもあるだろうし。
だから「上の人と下の人」という人間同士の会話になる。
神様の真似が必然的にコミュニケーション=意思疎通となるわけだよ。
だけどこれが人間だからいいけど、人間じゃないものが神だと…
4：神通力で人ひねり潰す神は滅ぼせ(八百万の自然災害)
人間の命軽々踏み潰せるわけで。
主に自然災害の恐怖から生まれた神は。
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地震で、津波で、火事で、台風で。
自然災害で成すすべなく人が死んでいく。
とりあえず、人間の命軽々潰すのが神だとしたら
それは基本『言葉が通じないもの』なんだよ。
で、日本由来の魔術とかって「神通力」って呼ばれることも多いのよ。
人間軽くひねり潰せて神、ってのが基本になってるから
「人間ごときが神を名乗るなどおこがましい」
という思考になっていくんだろうな、と。
で、人と意思疎通の出来ない圧倒的な力を持つものが神で
それを基準に「神の如く対話せよ」となれば、どうしてもそうなる。
「神殺し位出来て当然だろう。」
数は少ないけどね。
で、そういう神って結局法の外というかそれが法の上にいると信じられてるから。
なんとなく人潰してもとがめられる事がない。
圧倒的な力を使って、しかも誰にもとがめられないとなった状態で
神のごとく対話するとなれば
「言う事を聞け、さもなくば潰す」
が「神のように対話する」ということになるんだ。
でも結局この対話って「相手の命を質に取った絶対服従」になるじゃない？人間なら。
俺はそれが一番嫌なのよ。
結論：絶対服従のリソースに神を使うな
結局日本人だと「神=絶対服従しなければならないもの」って思考強いじゃない。
神だから従いなさい、じゃ駄目なんだよ。
「お客様は神様です」と言ってもそういうことしてたら「様」はつけてもらえないじゃない。
人々を護って、敬われてこその神だし、大体破壊力メインの神だと傷を治せないじゃない。
護ったり癒したり出来るのが神様よ。
結論2：というか絶対服従を意思疎通の基本に置くなよ(怒)
というかこれよ。結局日本人のコミュニケーションって
お母さんからは恐怖と痛みで絶対服従を強いられ
エロゲだと金か命を質にとってHして
国民の三大義務も「義務とは絶対にやらなくてはいけないことである」と言ってるわけだろう？
そんなものを求めるものは大体人じゃない。
というか社会人は絶対服従を求めない。
でも社会に出ない人は絶対服従を求める。
だから弱い人はコノ差で壊れる。
ということで…
「絶対服従は法の外の思考だ」
って思ってくれれば良いな。
