Winner takes it allという考えは好きだったりする。
意味は「勝者が全てを手にする」ということ。
アメリカの思考はこういうものが多いようで。
ちなみにこの真逆を行っているのがヨーロッパ。
いくら負けてもどうにもなる。
社会保障や保険の強さは圧倒的に強い。
ここの2つの考え方は
「前者が勝者に価値を置いたもの、後者が敗者に価値を置いたもの」
ということになるのではあると思う。まあ、言葉の使い方は間違っているけど。
で、日本はどうか。自分の考えはこう。
「勝者は奪われ、敗者は手に入れられない」
つまり、戦わないほうが特になるという悲しい事実。
なんにせよ、勝利して奪われるのが商品、賞金だけではなく、場合によっては「喜び」なのもたちが悪い。
以前あったニュースで、「奨学金があるから生活保護は受けさせない」というのがあったが
個人的には許せないでいる。だってよく考えて欲しい。
生活保護受給資格に引っかかるレベルの奨学金なら、入試上位最低でもトップ10クラスはないと取れないはず。
それを取った子供は
「お母さんやったよ…トップ10に入ったよ!!」
と喜び勇んで親に報告するのが見える。それを国がこういう形で規制したら
「お母さんごめんよ…トップ10なんて取ってごめんよ…!!!」
と、勝利したことそのものに絶望を与えかねない結果が見えたりする。
それこそ日本は給与どころかボーナス、果ては賞金まで税金で持っていかれる。
キングジムツイッター担当の方が特別報奨金50万取っても税金でかなり持って行かれて、
ミリアネアで賞金1000万取っても75万税金で持っていかれるってのはなんか納得行かない。
無論敗者はなにも得られないわけだが…
勝者も敗者も喜びがないならば、どっちに寄せたほうが良いか。
この2つはどちらも強くするわけには行かない。
個人的には勝者に価値を置きたいと思う。奪われても何の問題もない位の圧倒的勝利をすればいいから。
さて、あなたは勝者と敗者、どちらに価値をおきたいと思うだろうか。