教育ではなにやら算数がおかしいとかなんとかあるが、
そんな中で速さの求め方ってのが今ちょっと変わってるとかで。
なんにせよ今「はじき(速さ=距離/時間)」って使えないらしい。
まあ正確に言うと「距離を道のりと言え、『ハジキ』なんて言葉を子供にきかせちゃいけない」
なんて好き嫌い。
そんな論点じゃないはずなんだ。
(上記論点は間違っているので激しく突っ込んでいただいて結構です)
大体にして速さを表す文字4つを全部厳密に説明できれば
それだけで速度なんてのはわかるもんだからな。
ちなみに速さの記号は(km/h)で表す。え、文字が4つもないって?
いやいや、ここに書かれた4つの文字なんだ。コンピューター上ではね。
それぞれ説明。
k:キロ、単位系で1000倍を表す。
m:メートル、単位系で『長さ』を表す。光が真空中をおよそ(1/3億)秒間進んだ距離
(厳密には1/299,792,458なのだがざっくり書くなら上の1行)
/:割り算の記号。2行使えない状態だと割り算はこれになる。稀に(per)の頭文字でpで書かれることもある
h:時間。日没から日没までの時間の24等分
ということでこの記号の時点で『長さ÷時間』というのが解るのである。
(単位の頭にはそれぞれ1がついているが【1km/1h】、割り算として1/1で相殺される【=1/1*km/h】)
テストに書かれた記号が完全に解っていればそれだけなのである。
まあ速度ってよくわからないものが多いけど、100メートル走何秒ともなれば
いくら小学生でもわかるだろう。
で冒頭で出した「4.3秒の壁」。その先の「4.2秒台」は化け物。この値は
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アイシールド21に登場する「40ヤードを何秒で走れるか」というタイムなのである。
1ヤードは90.9センチ。つまり40ヤードにすると大体36.4m位なのだ。
この4.3秒の壁、100m走に換算するとわりとすごさが解りやすくなる。
すっごーくざっくり2.75倍すると…
距離:36.36m*2.75=99.99m
速さ4.3秒*2.75=11.825秒
速さ4.2秒*2.75=11.508秒
…とまあタイトルで上げた足の速さってのが100m走で11.5秒出す高校生、
さっくり言って化け物の速度なのである。
(2年生になったときの部活の勧誘がえらいことになっていたが)
とまあ、距離と速さと時間の関係で、こんな風に教えられる人がいたら
その先生、並じゃないだろうとは思う。