うたかた一発劇場(出張版)

ESPANAの日々徒然ブログ(ゲーム多め)。

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適応できるルールならいいんだけど。

投稿日:2018-07-10 更新日:

自分が見たゲームというか、テレビでもそういうものはあるけど
オリジナルのルールがあるからこそゲームは面白いもんで。

カルコロンやクイズポーカーフェイス、第1期ヘキサゴンのルールは
本当に神だったと思っている。

でも特にバラエティ番組。
これは適応してはいけないルールが結構多い。

え、『やってはいけない』ことは『やれ』ってこと?

そこからすでにおかしいの。

それこそ「やるなよ!やるなよ!絶対やるなよ!」を元にしてるんでしょう。
元々コントって
『(本来するべき事をわかった上で)やってはいけないことをして笑いを取る』
だから、あれはやってはいけないことなの。
ちなみに現実の世界で、それこそ仕事でやってはいけないと書かれたことしたらどうなる?

死ぬよ。良くて体の一部なくなるよ。

大体にして歓喜も憤怒も号泣も等しくリアクション芸ってんなら
地雷原に人投げ込んで人が木っ端微塵になっても笑えるんだからやめよう。
(これは大げさかもしれないけど、ニコ動のコメント介せば
うっかりすればスナッフビデオも楽しめそうな連中多いから…)

それに正しい事を言うより、面白いことを言うのが常に最高だと思ってるなら
それも絶対におかしい。
『問題に正解して得点を重ね、重ねた点数で勝負を競う』のがクイズの基本ルール。
この前半の部分を崩したコントが「クイズ番組の最後の1問100万点」ってもの。
これはある意味解りやすいネタなのだが
クイズなのに「間違う事に得点を与えた」さんまのSUPERからくりTVのような事は
本気でやってはいけない。正解を重ねるより不正解で得点できるのは絶対におかしいし
正しい事を積み重ねる事を否定する事になる。

大喜利との根本的な違いは『正解の有無』。
からくりTVではあくまで正解が存在するクイズだなのだが
大喜利は正解がない問いかけゆえに面白さが勝負になる。

話は変わり、まねしてもいいけど現実に照らし合わせたときに
決定的にルールが足りていないのが1ヶ月1万円生活。
そりゃ節約にはなるし役に立つ。だけど現実に照らし合わせたときに足りていないルール、
現実には調味料も買わなければいけないということ。
結構これは忘れると痛い。
というのも1ヶ月1万円生活でパンやうどんが流行ったのも
『小麦粉は調味料として扱える』
から1ヶ月きちんと食べられるわけで、塩や醤油とかが切れると
一人暮らしだと意外に痛いわけで。

それこそルールで色々語ったのだが、冒頭で言ったヘキサゴンのクイズシステムは画期的だと思っている。
・出題者である親が不正解者を指定して攻撃
・相手が不正解なら1ダメージ
・相手が正解なら親が1ダメージ、ターン終了
・全員正解の宣言の場合、成功すれば誰かに1ダメージ、外せば自分が1ダメージ
・3ダメージで失格、一人になるまで続ける
基本がこんなもんだから凄いもんで(今書いててあまりのシンプルさに驚いている)。
これはクイズでありながら「相手の正解/不正解を読む」クイズなのが面白い。
当然最終局面では一騎打ちになるわけだが、
親にとっての最悪の手が攻撃成功率が50%になるのが面白い。
(相手が不正解の回答をしたときに不正解の宣言、正解したときに『一人だが』全員正解の宣言をすれば成功なのだが
相手が明確に答えをわかっていると正解したかわざと外したか完全な2択になるのである)
シンプルでここまで面白いルールもある。ただ言っておくが自分の言う面白いに『おかしい』の意味は含まない。

ということで言いたかった事。

・「してはいけない」事はするな
・正解にたどり着こうとしない事に基本価値はない
・まねしようとしても足りないルールがある(そこは自分で補おう)
・面白いゲームシステムはすごい

こんな感じ。

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