物語とは、予防接種である。
「何が。」
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いや以前これ言ったことあるのよ。正確には「負の感情に対しての予防接種」って。
なんでこれ思ったかというと
物語の筆頭主人公って、そのキャラクターが負の感情に囚われても
物語の中で負の感情乗り越えるってことをやって見せてくれてるのよ。
「そんな都合のいい主人公いるか」って声もあったけど
英雄と呼ばれる人物は本来そのぐらい出来なきゃおかしいのよ。
力があるんだから。ちなみにこの話はとある方にはすごくいい例えだと絶賛された事がある。
「ほう。」
ここで得られる耐性は負の感情への、
あくまでマイナスへの耐性。
これとは別にプラスへの耐性ってのも
物語を読んでるときちんと付くわけだよ。
「プラスへの耐性?そんなのあるのか?」
うん。
相手の能力の高さへの耐性。
「…必要か?それ。」
本当に必要だと思う。正直この耐性さえない人間は
相手の持つ力に耐えられぬ者は
知力、精神力の高さで自己嫌悪に陥り
体力、耐久力、敏捷力の高さで嫉妬に狂い
魅力の高さで完全に白痴と化す
これで英雄に付き従えるか?
「まあひどい言い方だな。」
大体英雄に出会って「尊い」「しんどい」「無理」しか言えないと
その英雄に付き従う資格ないんだよ。
名前の知られた物語の登場人物である時点で普通の人より全能力上なんだぞ?
※TRPG等ではキャラクター作りで能力を決めるパートがあるが
その際の説明として「一般人平均」と「冒険者平均」が両方設定されているものが多い。
漫画だとNARUTOシリーズがキャラクター紹介の際に
一般人平均、中忍平均の基準が記載されている
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「というか基本的にRPGで敵と戦える奴らはみんなそうだけどな。」
でしょ?生存者バイアスとか言うけど、生存できるのは力があるからなんだよ。
「冒険者ギルドの認定試験は、結局戦って死なない位には強い人間じゃないと通れないからなぁ。」
だからそのレベルの人間に付き従うにも力がいるんだが、今の読み手にはそれすらない。
力を持った英雄に触れる事すら出来ないんだよ。
「…待て、じゃあ今の主人公はどんな感じになってる?」
器量は皆無。知性も低水準。残るは武力なんだけどこれが
最強以上か最弱以下しかない。
「…それ本当に主人公か?」
ホントにそう思う。悲しいけど、これが現実なのよね。
でも現実に生きてると出会うわけなのよ。物語の主人公になりうる人間に。
そういう人間に出会った時に仲間になれないってのは悲しいよ?
自分が弱点になって、その英雄を滅ぼす存在になったら生きていられないよ?
「己の無力が最も愛するものを殺した」ってなったら。
「自分の力が及ばなければ、自分より強い人に聞かないと始まらないもんな。」
そこ。ということでまとめてみる。
物語を読むことで付く耐性
・負の感情
・現実に存在する英雄クラスの人間への能力の高さ
これらがつく。
{
ここで得られる耐性は負の感情への、
あくまでマイナスへの耐性。
これとは別にプラスへの耐性ってのも
物語を読んでるときちんと付くわけだよ。
}
↑さっき言った事
さっきも言ったんだがここであえて『物語を読んでる』を強調したわけ。
正直物語は数多ある。アニメ、ゲーム、小説、ドラマ、その他もろもろ何でもいい。
ちゃんと読めていれば「能力の高さ」への耐性はつく。
注意しないといけないのは登場人物『だけ』しか見られていない場合。
又は『物語なんてどうでもいい、そのキャラがいればただそれだけでいい』という場合。
前者はキャラクターの魅力にやられて白痴になってるから耐性なんて理解はできない。
後者だと『銃と的しかいらない』となる。本当に注意が必要だ。
…こういう特徴は赤黒2マナ(好き&嫌い/速さ&暴力)の人間なんだよなー。
耐えるという意味の白マナを全否定したというか。