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カードゲームから学んだ勝利について

投稿日:2021-07-25 更新日:

自分はデジタルトレーディングカードゲーム(以下DTCG、頭のDがないものはアナログ)を2種類やりこんできた。

そこで学んだことがある。

ポイントを伸ばすには

連勝することが重要だ。

なぜなら、勝利時の獲得点数が低いデッキでも

連勝を続けていれば

連勝ボーナスだけで

ランクが上げられるからである。

まあ、TCGだと極論そこまでして勝つ必要はないのだが実はDTCGだと話が変わってくる。

ランクを上げられないと機能が強化されないのである。

この機能と言うのは

  • 担当キャラの専用コスチュームがもらえない
  • 自分の仲間が特定レベルまでしか上げられない(レベルキャップ)
  • 特定ランクまで上げないと特別なカードがもらえない(既存ノーマルカードの別バージョン)

と言ったゲームに直接関わらないものならある程度は無視できる。

だがこれらの機能に

・登録可能なデッキ最大個数

まで絡んでくるのだ。つまり勝てないとデッキの種類を切り替えることが出来ず切り替えるための手間が大幅にかかるのだ。

そういう機能的な問題を解決するのは…ゲームに勝つしかないのだ。

(コンピューターと対戦は出来ても、人間と対戦できないとランクが上げられない作品が多いから…)

そしてなぜ連勝ボーナスのことについて言及しているか。ここで予告で見た勝率のデッキを見てみよう。

  1. 勝率80%で勝利時+1、敗北時-1のデッキ
  2. 勝率20%で勝利時+10、敗北時-1のデッキ

この二つのデッキだ。これなら自分は当然①を選ぶ(リストでは丸がついていないがここではつけさせてもらう)。

でも勝率から期待値を算出すると①は1戦で+0.6、②は+1.2と期待値的には②のほうが強そうに見える。

だがそれでも①のほうが勝利点の獲得期待値は高くなる。

この理屈を正当なものにするのが連勝ボーナスの追加である、という話である。

それこそ連勝ボーナスが2連勝時以降+1,+2,+3…と言う風に階段状に増えていくと

+1+2+3+4…と増えていくのに対し

+10+11+12…と増えるのを見積もるのは絶望的なのである。

この際の確率は(勝率^連勝数)で求められる。

ちなみに②のデッキで2連勝する確率が4%だが、①でこの勝率に近づく場合

14連勝率:4.398%

15連勝率:3.518%

この位常勝不敗のロードを走っているのである。

そしてこの確率で上限なしの連勝ボーナスを獲得すると…

①:3.518%で15連勝

獲得勝利点120

②:4%で2連勝

獲得勝利点21

とまあ、絶望的な差が開くのである。

この値は模擬的な連勝ボーナスであるが、こういう計算に実はΣが使えるのだ。

ちなみに過去にプレイしていたカードゲームの通算勝率が32%だったゲームだと

最大連勝数は8連勝だった(そのゲームだと50連勝あたりまで称号がもらえた)。

でも良く考えろ!?

この勝率で8連勝する確率

1万の1以下だぞ!

よく勝ったと思わないか?

「強いデッキで戦わなかったのが悪い。」

アッハイ。

このデッキだと勝率が0%~65%前後となり、よほど調子のいい時でないと勝率5割を下回る。

そして負け続けること、連敗が当たり前になると1戦の獲得点が高くなるように戦う…

それは勝率を下げて1戦の価値を高めようとする博打思考になる。

こうなるともう取り返しがつかなくなる。10連敗とかざらに出てくる。

それこそ「(相撲の番付でたとえて)2勝13敗という負け方はいけない」という言葉の先にあるもの、

「人として卑屈になる上に負け癖がつく」ということを身をもって理解したのである。

だから結論として

・連続でできることをみつける

・1勝だけに頼りすぎてはいけない

ということで。あ、もうひとつ。

・成功したら勝鬨の声をあげること

(その際の余力を残すこと)

これも結構重要かもしれない。

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