「で、CIPって何かってーと前回参照、なわけで。」
一応「CIP=召喚成功時誘発効果」な。
どうやって止めるかと言うと
(1)召喚そのものを無効にする
(2)CIPそのものを発動できなくする
大体こんなところ。(2)が本当にレア能力。ほとんど見ない。
「基本は(1)なんだけど、召喚酔いがないゲームばかりにしかないよな。
あとはマジック・ザ・ギャザリングのインスタントか。」
召喚酔い:場に出たクリーチャーはそのターン中は攻撃できない。
デジタルTCGはほぼ100%これがある
インスタント:相手の行動に対して使うことが出来る魔法。
「で、(2)ってあるのか?」
あるよ。
遊戯王:エンペラーオーダー
通常召喚権を行使して場に出したときの効果を無効にして
そのモンスターを召喚したプレイヤーに1ドローさせる
ただ遊戯王は特殊召喚権を用いたCIPがいっぱいあるんで
これはあまり出番がない。
デュエルマスターズ:
界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ及び消王ケシカス
前者は永続。後者は自爆で止める。
それこそデジタルTCGのCIPは
召喚そのものを止めるシステムがない代わりに
手札から場に出たときにしか発動しないんで
「手札から場に出なかったことにする」永続効果があれば止める事は不可能じゃない。
ただこういう効果が出ると七孔噴血しながら発狂するからやめたほうがいいけど。
…全ての「雄たけび」は無効になるだの
「ファンファーレ」は発動しないだの言われたらそりゃあ。
「…今の全部CIPの言い方か。」
うん。本当に召喚時誘発効果だけは出世したなぁと思う。
ただねえ…本当に「頭悪い」ゲームにはなったよなーと思ってる。
とにかくCIPでの除去能力が圧倒的だと
相手が構えているものがなければそれに先んじて止めるってのが
ぜんぜん出来なくなって
(遊戯王で言うならその代表が『落とし穴』シリーズ)
本当に組み手というより銃撃戦になっちゃうような気がしてる。
そういうのをひっくり返すTCGは欲しいところだけど…
「まあ、それはみんなで見つけてくれ、としかな。」