最近は海外のゲームも日本に入ってきてるよな。
「メトロヴァニアってジャンル名もすっかり定着したというか、な。リンク先にしっかり説明あるから。」
ざっくり言うと探索要素アリの横スクロールアクション、って感じだよな。
「もともとのジャンルにハードSFとダークファンタジー含むからそれこそ範囲も広いというか。」
それにこの言葉が生まれたのもアメリカだもんな。アメリカがどれだけアクション大国か。
「で、今回のタイトルと何の関係がある?」
まずこれ見てくれ。
「たしかにワンコがかわいいよな。」
どうもこのゲームだと合獣人族のルビにハイブリッドって付いてるのよ。
というか…このゲーム、翻訳を確実に日本人がやっていない。
理由は簡単。
- 動物の鳴き声の擬声語がわかってない
- 漢字にちょくちょく中国の漢字が入っている
とくに1番目がよく解る。正直ここで出てくるシバイヌナイト君の鳴き声が
ワン!って言わないのよ。
その後に出てくる台詞もなんかいちいち不自然で。
それは百歩譲ってまだ許す。それこそ普通の擬声語を使いたくないっていう矜持かもしれない。
でも次のノネズミナイト君でねぇ…ネズミなのに
チュー!じゃなくてキー!なのよ。
後者は日本だと完全にコウモリなのに。
この時点で「ああ、日本人が訳してないな」ってわかった。子供の頃から日本にいれば、まず間違いなく動物の鳴き声の擬声語はわかる。
それに2番目の内容。文字のサイズがいちいち違うのよ。
結局これでなにが起こるかって言うと、ゲームの翻訳が弱いと
いちいち興覚めするんですよ。
「特に平和の平の字が完全に中国字体だもんな。簡体字か香港文字かはわからないんだが。」
ゲームは本気で神だってのに、その点が残念なんだよなー。
後はボスの名前の訳がいちいち対象ずれてたり。
Demoted Riderが「降格した騎士」ってなってるんだけど
作中の背景考えると「叙勲奪われし騎兵」なんだよ。
3番目のExecuted Knightも刑死騎士になってたり。
いや、それはExecuterだろうって突っ込んだよ。
同じくだけど「処されなお許されざる騎士」って言わないと名誉に関わるだろう。
ちなみにその神ゲーが
3000th duel
と言いまして。
こちらが購入サイト。
ちなみに、こういう言い回しに力を入れて、発売延期になった作品が
Blasphemous
なんですよ。
その際のリリース記事がこちら。で、どんなゲームかっていうと…
この通り、敵も味方もフェイタリティ。
「何このグロゲー。」
ダークソウル系とはよく言われるけどね。
DARK SOULS REMASTERED – Switch3,500円Amazon |
まあ、これも典型的ダークファンタジーよ。
でもこれは本当に日本語訳に力入っててよかった。というかこのゲームは
い、今起こったことをありのままに話すぜ…
海外のゲームをプレイしていたら、いつのまにか
宗教学や解剖学まで英語でやらされていた
単語がいちいち解らなかった
頭がどうにかなりそうだった
英検1級とかTOEIC満点とか
そんなチャチなもんじゃ断じてネェーッ
もっと恐ろしい難易度の英語を味わったぜ…
見たいなゲームだったからなぁ。
「唐突なポルナレフやめろ。」
Blasphemous (Original Soundtrack) [Analog]5,971円Amazon |
というか、アイテム名で”Scaphoid of Fierce, the Leper”と言われて『病人フィアースの舟状骨』なんて日本語じゃないと解らないよこんなの。
ちなみにこのゲームはこちらで購入できます。
で、ゲームというか芸術に属する物で翻訳しくじると上でも言ったように
興覚めするんですよ。
というかおそらく通常会話ではない外国語はGoogle翻訳は苦手なのよ。
だから”Google Transrate can’t the word (ELEMENT).”なのよ。
「なんだって?」
この訳が「Google翻訳に『魔装機』訳せって要っても無理よ…」なんだ。
「そりゃ荷が重過ぎるな。ただバイオハザードは英語版タイトルが強すぎてResident Evilで訳が通るようになったんだっけか。」
そうらしい。だから生物学的危機って意味がすっ飛ばされたとかで。
だから思うのよ。
英語が出来るだけで世界のものでいろいろ遊べるんだな、世界中の人と色々遊べるんだな、って。
「お前の場合はスペイン語も出来ないといけないんじゃないのか?そのハンドルネームだったら。」
まあ、それもあるな。